コロナウイルス感染対策のため、今回もZOOMを使ったオンラインおしゃべり会となりました。神奈川県から参加された方や新しく参加された方もあって、あわせて19人(大人9人、子ども10人)が参加し、参加者の出身は、中国、台湾、オーストラリア、日本でした。
〈よくみるテレビ紹介〉
最初に自己紹介とあわせて、それぞれよく観るテレビ番組を紹介しました。紹介されたテレビ番組は、中国や韓国のドラマ、サッカーや野球などのスポーツ番組、プリキュア、おさるのジョージ、お笑いの吉本新喜劇などです。
〈節分の鬼の折り紙作り〉
次は、2月2日の節分(せつぶん)は過ぎましたが、折り紙を使った鬼づくりです。山下さんのていねいな説明で、子どもたちと一緒に、一本角や二本角の鬼を作りました。それぞれかわいい鬼が上手にできました。
※こちらのYouTubeで作り方がわかりますよ♪
〈ゲーム・ネット・スマホ・TVは良いもの?悪いもの?〉
楽しく遊んだ後は、ディスカッションです。今回のテーマは、みなさん困っている「ゲーム・ネット・スマホ・TVについて考(かんが)えよう!」です。
まず水野さんが、昨年参加された講演会『子どもとゲーム・ネット・スマホ依存~子どものこころのお医者さんから聞く上手なつきあい方~』のお話をもとに、スライドを使って、子どもたちが小さいときからインターネットと関わっていること、年齢が上がるにしたがい利用時間が長くなることを表でわかりやすく説明。
スライドはこちらへhttps://drive.google.com/file/d/1rgvH2aqA_1KIhKlZGWD8fB6M5Zn7SQgg/view?us p=sharing
その後、3つのチームに分かれて「ゲーム・ネット・スマホ・TVが子供にとって良いもの?悪いもの?」について、その理由を話し合い、全体で共有しました。
(良いところ)
・いろいろな情報を得ることができる。
・アプリで勉強できる、アイパッドで宿題の提出ができる。
(悪いところ)
・やめられなくて、お風呂やごはんに影響がある。
・目とか、脳の発達に影響するのではないか
・姿勢が悪くなる、
・子どもの年齢が低いとなかなか使う時間の約束を守れない。 など
続いて「子どもがネットで何をしているのか。」を水野さんからスライド紹介。
良いこととして、ラインスタンプなど言葉を使わないコミュニケーションの広がり、友達と勉強時間の共有、プログラミングや漫画などの創作活動など。
悪いことは、やめられないネットやゲームの障害、ネットを使ったいじめ、にせの情報にまどわされる、出会い系サイトにつながるなどがあげられました。
実際に中高校生(6人)に聞いたスマホアンケート調査の報告も紹介されました。
〈私の家のルール紹介〉
次のグループトークでは「ゲーム・ネット・スマホ・TVの時間は決めていますか、私の家のルール紹介」について、グループに分かれて話し合い情報交換しました。
(私の家のルール)
・新しいテレビにYouTubeなどのチャンネルがついているので、スマホより画面が大きくなり、目によいのでテレビ画面で見せるようにした。見る時間や内容も親がわかってよい。
・テレビを長い時間見るときは、途中で休憩する
・平日はテレビやゲームはなし、休日のみ見る時間を決めている
・平日30分、休日1時間
・平日1時間など時間を決めている。
・テレビは見る時間が長くなりがち、お手伝いや宿題がおわったらみるようにしている。
・言葉をおぼえるのに、テレビが役立っている場合もある。
・タブレット端末は家の中しか使わない。
など
まとめとして水野さんから、
・スマホなどを買う前に子どもと守れる約束を決めておく方がよい
・おしまいが一番むずかしい(おやつなど楽しいことを後にする、先に宿題などをすませておくようにする)
・子どもがスマホやゲームなどをほしいといいだしたら話し合いのチャンスにする
・厳しい約束から緩い約束にする。年齢とともに約束を減らす。なくしてもよい。
・ゲーム・ネット・スマホ・テレビ以外のリアルな活動も楽しめるように
・大人もネットやゲームの世界に関心と知識をもつ など
「時代は後ろにもどらない」ので、皆さんが紹介してくださったルールを上手く取り入れて、ゲーム・ネット・スマホなどと付き合っていきたいと思いますと締めくくって頂きました。
最後にスクリーンショットで、みんなで恒例の写真撮影をしました。
資料やアンケート調査などの準備をしてくださった山下さん、水野さんありがとうございました。
〈次回のいちご一会のお知らせ〉
次回のいちご一会は、4月4日(日)です。テーマは「手形足形アート」です。
久しぶりに対面での開催を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
(レポート:ともよさん)