今回の多文化子育(たぶんかこそだ)てひろば「いちご一会(いちえ)」は、コロナウイルス感染対策のため、消毒や換気などを徹底して行いました。新しく参加された方を含め、45人(大人33人、子ども22人)が参加し、参加者の出身は、韓国、シリア、タイ、中国、ウイグル、日本でした。
今回のテーマは、「あみもので遊ぼう」です。あみものでマスコット作りに挑戦しました。
<あみもので遊ぼう>
先生は、小学校で家庭科や英語を教えていらっしゃる松田佳子(まつだよしこ)さんです。昨年は残念ながらオンラインでしたが、今年は直接教えていただくことができました。
講師の紹介のあと、まず3つのグループに分かれて自己紹介したあと「冬の遊び」について情報を交換しました。
1つ目のグループでは、
・公園でテントを張って過ごす遊びがマイブーム(冬でもかなり温かい)、平城京跡では凧揚げもできてオススメ。
・スキーやスケート、雪だるま作りなどの雪遊び。シリアで場所によっては雪が降るので雪遊びをしていた。
・ウイグルではマイナス20度にもなるので、自然に凍った湖などでスケート遊びをしていた。
・縄跳び、ゴムとび(昔も今もする)
・マフラーを作る、ゲームをするなどインドアの遊びも。
2つ目のグループでは、
・スキーに毎シーズン行っている。小さい頃から行くと楽しめるのでオススメ。
・スノボが好きで良く行っている。
・雪遊び、雪だるま作りを楽しんでいる。
・家の中でハサミを使った工作。
・ポーランドでは雪が深い地域なので、雪で壁を作って雪合戦を楽しんでいた。
・タイでは雪が降らないので、日本でスキーに行っている。
3つ目のグループでは、
・スーパーマーケットの「羽子板(はごいた)」作りに参加した。
・雪遊び、雪だるまつくりをした。
・スキー場でスキーをした。
・韓国のお正月について、羽根を地面に落とさないように蹴り続ける「チェギチャギ」という遊びがある。
・近くの公園で外遊びをする。大阪天王寺のお祭りで中国やベトナムの料理を味わった。 など
グループで楽しく情報を交換したあと、いよいよ松田先生の「あみもので遊ぼう」が始まりました。昨年は画面で見ただけでしたが、今年は大人も子どももいっしょに、毛糸で「リンゴのマスコット」を作ります。
まず赤い毛糸を60センチほどくさり編みします。初めてあみ針を持つ人は、最初はなかなかうまくあみ針を動かせませんでしたが、松田先生からやさしくていねいに教えていただいて、だんだんと慣れてくさり編みのひもをあむことができました。緑の毛糸も6センチほどくさり編みしました。
次は型紙を切って赤いフェルトにセロテープに貼り付けます。型紙のとおりフェルトを切ります。切れたフェルトの土台に木工用ボンドで、緑のくさり編みの毛糸と赤いくさり編みの毛糸を貼り付けます。かわいい「リンゴのマスコット」のできあがりです。リンゴのほかに、リボンのマスコットなどもできました。
それから松田先生がくさり編みのひもを使ったあやとりを紹介してくださいました。
最後は、それぞれ作った毛糸のマスコットをもって恒例の写真撮影です。
かんたんでかわいい毛糸のマスコットづくりに、今度はあなたも挑戦してみてくださいね。
(参加された方の感想)
・初めてのカギ編みは、むつかしかったけど、作品を作れるのは、楽しめました。今回をきっかけに、家でも、やってみたいと感じています。
・すごく楽しかったです。今度のEventも楽しみです。
(次回のいちご一会のお知らせ)
次回のいちご一会は、令和5年4月16日(日)、精華町役場交流ホールです。テーマは「パステルアート」です。皆さんのご参加をお待ちしています。
(レポート:ともよさん、写真:しんいちろうさん)