今回の多文化子育(たぶんかこそだ)てひろば「いちご一会(いちえ)」は、コロナウイルス感染対策のため、消毒や換気などを徹底し、密にならないように参加人数を制限して入れ替え制で二回に分けて行いました。
新しく参加された方を含め、二回あわせて61人(大人32人、子ども29人)が参加し、参加者の出身は、オーストラリア、韓国、ニュージーランド、中国、アルバニア、ドイツ、カナダ、日本でした。
今回のテーマは、「ウインターリースづくり」です。
先生は、精華町でいけばな教室を開いている北野幸子(きたの さちこ)先生です。
北野先生の紹介のあと、二つのグループに分かれて自己紹介し、「冬休みはどのように過ごしますか。クリスマスやお正月の過ごし方」について情報交換しました。
〈冬休み、クリスマスやお正月の過ごし方〉
あるグループでは、子どもたちから「友だちと遊ぶ!」という意見のあと、遊ぶ場所について、情報交換しました。けいはんな記念公園で凧(たこ)あげ、近所の公園のブランコ、四条畷市の緑地公園のターザンロープ、城陽市のロゴスランドの長いすべり台とイルミネーション、生駒山上のアスレチックなどです。
あるグループでは、初心者向けキャンプ体験のために城陽市のロゴスランドへいく、淡路島のグランピング施設に泊まる、実家に帰るなどで、中国ではクリスマスのお祝いはなくて、春節の時に親戚のお家に集まってお正月のお祝いをする、春節では夜中12時の花火がすごくて寝られないことや最近ではお年玉が電子マネーになっていることにびっくりしました。
また他のグループでは、母国に帰りたいけれどコロナのため今年も帰れないので国内旅行を楽しみにしている、クリスマスとお正月は実家で家族と過ごす、おせち料理をつくる、日本のおせち料理を食べたことがないので今年は買って食べるなどのお話しがありました。
〈ウインターリースづくり〉
北野先生の「ウインターリースづくり」が始まりました。
それぞれの家族に分かれて、子どもたちと一緒にリースを作ります。最初に、本物の杉の枝でできたリースの土台の表と裏、上と下を決めます。次に、頭の中でデザインを考え、それからリースにフェルトで作った飾りのサンタやツリー、折り紙のお星様などを、モールなどを使ってつけていきました。折り紙のお星さまは、小学生の子どもたちが先生になって作り方を教えてくれました。(頼もしい~)それぞれ杉の香りがすてきな世界に1つだけのオリジナルリースができました。
クリスマスリースの完成のあと、北野先生は、お正月らしい金銀の水引とフェルト製の来年の干支「寅(とら)」の飾りと縁起の良い赤い南天の実のリースで、クリスマスリースからお正月飾りへのつけかえ方を教えてくださいました。
杉のリースやフェルトの飾りは、北野先生がひとつひとつ作って準備してくださったものです。北野先生ありがとうございました。
最後に、作ったリースを持ってみんなで恒例の写真撮影をしました。
クリスマスリースとお正月飾りでよいお年をお迎えください。
<参加された方の感想>
・It was a great event ♡
・楽しかった。今後、やりたいテーマ。折り紙がやりたいです。
・とてもたのしかったです。来年もぜひまたよろしくおねがいいたします。
・今日は、本当にありがとうございました。大切な経験をすることができて嬉しかったです。今からは、もっと積極的に、参加したいと思います。私には砂漠の中のオアシスを見つけた感じの会でした。今後取り上げてほしいテーマは、難しいかもしれませんが、活動(作りなど)を通じて、他の家族と、もっと交流ができる機会があったらと思います。例えば、チーム作り、チームゲームなどです。楽しい時間でした。
・とても可愛いリースが作れて、楽しかったです。
・今日は、かわいいリース作りができて、子どもも楽しそうでした。
・子どもともども、とても楽しませて頂きました。レベル、時間的にも、ちょうど良かったと思います。日本の伝統遊び(コマ回し、メンコなど)はいかがでしょうか。
・初めてリースを作りました。子どもも初めての体験で、自然のものを使って作るのが、とても子どもにとってもよかったし、いい体験にも、学びにもなりました。このような四季のもの、(生活、くらしと結びついた四季のものなど) なども、今後、取り上げくれると嬉しいです。
など
(次回のいちご一会のお知らせ)
次回のいちご一会は、令和4年2月6日(日)、精華町役場交流ホールです。テーマは「編み物であそぼう」です。皆さんのご参加をお待ちしています。