2018年7月25日水曜日

2018/7/1 Multicultural Playgroup Ichigo-Ichie Report

(日本語でのレポートはこちら)

The 18th Ichigo Ichie took place on Sunday, July 1st. 58 participants (30 adults and 28 kids) from China, Australia, India, the Philippines, the UK, the USA, Malaysia and Japan had a great time together.


Traditional Children’s Play - Let’s try Origami



The theme of the day’s playgroup was "Traditional Children’s Play.” The guest speaker was Naomi Mizuno, who gave a wonderful presentation about the history of traditional children’s games that have been played in Japan for thousands of years.

We learned that games such as koma (spinning tops), tako (kites), karuta (card game), otedama (tossing bean bags) and kendama (ball and cup) have been played for a long time in Japan and in many different parts of the world with local variations. The kids had fun showing us how to play with these traditional toys.


Next we made groups and discussed what games we played in our childhood. Some examples were kinobori (climbing trees), kakurenbo (hide and seek), takeuma (stilts), ichirinsha (unicycle), ball sports, jump rope, hopscotch, Lego, train sets and menko (card game) just to name a few! We enjoyed finding out the similarities and differences of games from different countries.





After that, Naomi told us about origami (paper folding), probably the most well known type of Japanese traditional play. We were lucky to see some amazing examples of origami that she had created herself including insects, animals and dinosaurs. We also saw a beautiful rainbow senbazuru (1000 paper cranes) that is usually made to wish for someone’s good health when they are ill in hospital.



Lastly, we had lots of fun learning how to make origami shapes together such as a balloon, a ninja shuriken and a paper crane. Naomi showed us some fun games you can play with origami shapes such as sumo wrestlers. We had a great time playing together and learnt so much about traditional Japanese games!




Russian Greetings

 
Jun Sudo from Japan, taught us some useful Russian greetings.

 “ Zdrastvooyte ”(=Hello)
“ Dobraye ootro ”(=Good morning)
“ Dobriy den'” (=Good afternoon) 
“ Dobriy vyecher ” (Good evening)
“ Spaseeba ” (=Thank you)
“ Eezveeneete ” (=Sorry) 
“ Da sveedaneeya ” (=Good bye)



Story Time
 
Lastly, we had story time. Nicolas Dover, from The UK, read the kids “Dear Zoo”, a animal picture book by Rod Campbell. The kids had fun listening to the story in English and Japanese.


Upcoming Meeting
 

The next Ichigo Ichie is to be held on Sunday September 2nd at the cooking room of The Mukunoki Center. It will be an obento Workshop where we will learn how to make Kawaii obento. We’re looking forward to seeing you at the next Ichigo ichie!

7月1日第18回多文化子育てひろば「いちご一会」開催されました。

(Click this link to read the report in English.)

7月1日(日)、精華町図書館集会室にて第18回多文化子育て広場「いちご一会」が開催されました。
いつもと雰囲気の違う大きなホールの会場ということもあり、始まる前から、子ども達が走り回り、前に並べてある日本の伝統的なおもちゃ(コマ、凧、けん玉、お手玉、だるま落し等々)で好き好きに遊んでいて、とても微笑ましい光景が見受けられました。
当日は、大人30人、子ども28人が参加してくれました。
参加者の出身国は、中国、オーストラリア、インド、フィリピン、アメリカ、マレーシア、イギリス、日本でした。


<日本の伝統的な遊びー折り紙で遊ぼう!>

今回は、水野さんが、まず日本の伝統的な遊び(コマ回し、凧揚げ、かるた、お手玉、けん玉)の紹介をしてくれました。

印象的だったのは、コマ回しは外国でも遊びとしてあるのですが、紐を使って回すのは日本独特の遊び方であるとのこと。そして今日本で子供たちに大人気のベイブレードという遊びがまさしく、現代版コマ回し!というお話があり、進化する形で伝統の遊びが受け継がれていて、面白いなぁと思いました。

また、どの遊びにも歴史があり、特にお手玉については歴史が古く、3000年前から世界で遊び継がれてきて、日本には奈良時代に中国から伝わってきたそうです。日本のお手玉の中身は米や小豆ですが、国によって中身は違っていて、オーストラリアのお手玉にはバードシード(鳥のえさ)が、フランスのお手玉には羊の骨が入っているということでした。

けん玉は子どもの実演付きの紹介でわかりやすく、成功すると歓声が沸き、盛り上がりました。

凧揚げやけん玉も、形や素材こそ違ったりしますが、外国でも遊ばれているそうです。日本の伝統的な遊びだと思っていたものは、意外に日本だけでなく、他の国でも遊びとして存在していることがわかり、面白かったです。


次に、グループに分かれて「あなたは子どもの頃、何をして遊んでいましたか」というテーマで話し合いをしました。

そこで出てきたのは、かくれんぼ ゴムとび 縄跳び けんけんぱ だるまさんがころんだ 竹馬 はないちもんめ など日本で多く遊ばれている遊びでしたが、他の国でも名前や遊び方は少し違っているようですが、同じような遊びがあるそうで、その方と「そうそう!その遊び!」と話が通じたときはすごく盛り上がりました。又、あまり日本では馴染みのないテニスボールを手でうつ遊び(hand ball)なども紹介されました。

子どもの遊びは世界共通!!面白い、楽しいと思うものは一緒なんだと、ここでも改めて認識しました。


その後、折り紙で遊ぼうということで、折り紙で「鶴」や「風船」「手裏剣」「おすもうさん」を折りました。手裏剣は、厚紙に怪獣の絵などを書いて的を作り、それを目がけて投げたり、おすもうさんは、紙箱で作った土俵で「はっけよ~い、のこった~」と紙相撲を楽しんだりと大好評で、盛り上がりました。


又、発表者水野さんの幼稚園に通っている息子さんが、折り紙の達人で、折り紙で作った昆虫の作品を展示してくださったり、千羽鶴を持ってきていただいたりして、会場に花を添えてくださいました。

作品を通じて折り紙の繊細さを感じ、また折るだけではなく、それを使って楽しく遊ぶこともできるという折り紙の魅力を存分に味わうことができ、とても楽しいひと時でした。


<ロシア語のあいさつ>

今回はロシアに約3年半、お仕事の関係で住んでおられた潤さんに、ロシア語のあいさつを教えていただきました。ちょうどワールドカップがロシアで開催されている時期だったので、親しみが沸いてとてもよかったです。ちなみにロシア語は巻き舌を使って発音するものが多いということで、巻き舌を練習した後、こちらのあいさつの練習をしました。難しかったです。

こんにちは  →ズドラーストヴィチェ
おはよう   →ドーブラエ ウートラ 
こんばんは  →ドーブライ ビーチェル
ありがとう  →スパシーバ
ごめんなさい →イズヴィニーチェ
さようなら  →ダスヴィダーニャ


<絵本の読み聞かせ>

今回はイギリス出身のニコラスさんが「Dear Zoo」(どうぶつえんのおじさんへ)という絵本を英語と日本語で読んでくれました。
子供達の大好きな動物達が仕掛けと一緒に出てきて、とても子供達の興味を引く絵本でした。だんだんニコラスさんの周りに吸い寄せられていく子ども達の姿がとても可愛かったです。

 
プログラム終了後は、出入口に立てかけてあった七夕の笹に大人も子供も飾りつけをし、短冊にそれぞれの願いを託して、帰途につきました。日本らしい素敵な夏の一日でした。

<次回のいちご一会のお知らせ> 

次回のいちご一会は9月2日、場所は『むくのきセンター調理室』にて行います。 次回もいつもと場所が違いますのでご注意ください。内容はお弁当作りのワークショップです。
皆様のご参加をお待ちしています。