2021年7月14日水曜日

第34回「お茶(ちゃ)と遊(あそ)ぼう!」7/4いちご一会(いちえ)は和束町(わづかちょう)へ

 

5月のいちご一会が緊急事態宣言により中止となったため、4月以来の集まりとなりました。今回は、コロナ対策を行いながら和束町での開催となりました。新しく参加された方もいて、33人(大人17人、子ども16人)が参加し、参加者の出身は、タイ、フィリピン、オーストラリア、ドイツ、日本でした。


小雨のパラつく中で自己紹介をしました。「どんなお茶が好きですか?」という質問には、ほうじ茶、麦茶、紅茶、抹茶などが挙げられていました。その一方で、日本茶は味が濃すぎるのであまり飲まない、どちらかというとコーヒー派といった回答もありました。「どんなときにお茶を飲みますか?」については、和菓子と一緒に、水分補給に、など生活スタイルに合わせた飲み方が紹介されていました。


<茶畑ハイキングへ!>




自己紹介が終わったところで、今回のテーマ「お茶(ちゃ)と遊(あそ)ぼう!」が始まりました。先生は、日本茶インストラクターの長谷川先生です。集合場所から少し足をのばして茶畑ハイキングに出かけました。雨が止んだので、茶畑の風景をゆっくり楽しみながらお茶の種類や育て方などの説明を受けました。子ども達は生き物探しも楽しんでいました。


<お茶のお話とクイズ>


茶畑ハイキングの後はてらす和豆香に移動して、長谷川先生のお茶のお話やクイズを楽しみました。協力は東茶園さんです。クイズは3種類の茶葉とお茶を触ったり飲んだりして比較し、茶葉とお茶を一致させます。煎茶は色や味で判別しやすかったのですが、紅茶とほうじ茶を当てるのは大人も一苦労!?でした。日本茶から作った紅茶は味やにおいがやわらかいのが特徴で、普段飲んでいるものとは風味が違う!と驚く人もいました。





<抹茶点て方体験>

続いて、抹茶を点てる体験をしました。まず、先生が抹茶の点て方やコツを実演しながら教えてくれました。茶筅や抹茶碗など、あまり馴染みのない茶道具に皆興味津々です。それぞれ自分の抹茶を点てるので、難しい部分もありながらも皆楽しく真剣に点てていました。


<お茶とお菓子の試飲・試食>

その後、点てた抹茶と、準備していただいたお菓子をいただきました。抹茶は、おいしい!苦い!強い!など様々な声が聞かれました。抹茶味のおせんべいや生八つ橋などのお菓子は特にお子さんに大好評でした!グリーンティーやほうじ茶、煎茶などのお茶もおいしくいただき、ゆったりと会話を楽しんでいました。


<石臼体験>

試飲・試食の合間に石臼体験がありました。重くて中々挽けず悪戦苦闘する場面もありましたが、茶葉から抹茶になる様子が良くわかりました。

最後に、みんなで恒例の写真撮影です。


コロナの緊急事態宣言や梅雨時期などで開催が危ぶまれる中ではありましたが、幸いにも天候に恵まれて無事に終了することができました。

長谷川先生、長谷川先生のお嬢さん、茶農家の東さん、ありがとうございました。


今回お茶について教えていただいた長谷川先生は、京都府南部を中心に日本茶の魅力を発信する活動をされています。日本茶や茶器、各種体験についてもっと知りたい人は、HPをご覧ください。

https://www.mikasteabox.com/home


(次回のいちご一会のお知らせ)

次回のいちご一会は、9月5日(日)。テーマは「Safety Kid's Program」です。皆さんのご参加をお待ちしています。

(レポート:ちあきさん 写真:なおこさん、ちあきさん、かずえさん)