2023年4月24日月曜日

4/16(日)第44回多文化子育て広場「いちご一会(いちえ)」が行われました

 今回の多文化子育て広場「いちご一会」は、コロナウィルス対策をして行いました。新しく参加された方を含め、39人(大人23人、子ども16人)が参加し、参加者の出身国は韓国、ベトナム、ポーランド、香港、オーストラリア、日本でした。

今回のテーマは、「パステルアート」です。「パステル」という画材を使って、2種類の作品づくりを楽しみました。


<グループトーク>

最初は、参加者の皆さんが4つのグループに分かれておしゃべりを楽しみました。今回のトピックは「春を感じるもの」について。おなじみの日本の行事や食べ物の話から、日本とは違う外国の春についての話など、それぞれのグループで盛り上がりました。

〇オーストラリアー春にイースター(復活祭)をお祝いする。イースターバニーやエッグなどがたくさん街に並んでいる。イースターの日は赤肉を食べず、Fish & Chipsがよく食べられる。

〇ポーランドーイースターのお祝いが盛ん。

〇香港-この時期はとても湿気が多く、壁が結露するほど。

〇韓国-春の花といえばチンダレ(カラムラサキツツジ)。ピンクのきれいな花で、チヂミに入れて食べることもある(写真を見せてもらったがとても美しい!)。桜やケナリという黄色い花もきれいで花見をする。

〇ベトナムーハノイも四季はあるが、春は短くて、すぐに夏になって夏が長い。もう一人の方の住んでいるところは、雨季と乾季しかなく、4月は雨季でとても強い雨が降る。

〇日本-奈良の東吉野の桜が見応えあった。奈良の藤原宮跡の桜と菜の花を見に行った。月ヶ瀬の梅林を見に行った。精華町の農園にいちご狩りへ行った。また、タケノコ堀りやツクシ採りを楽しんだ、というお話も出ました。


<パステルアート>

 先生は木津川市でパステルアートを教えておられる天井朝子(あまいあさこ)さんです。着物をリメイクされた素敵な衣装で、とてもやさしく教えていただきました。





                              

 テーブルには、富士山や桜の型紙、茶こしとたくさんの色の「パステル」が並んでいます。まずは富士山とその周りの背景を描きます。茶こしの上でパステルを削ると細かい色の粉が落ちていくので、それを指で撫でていくと、ふんわりとした色が広がっていきます。その次は消しゴムを使って、雪を作ったり、桜や花びらを描き足したり。子どもも大人も、それぞれに好きな色を使って作品を作っていきました。





最後に、富士山の絵は額に入れて、しおりは毛糸つけて完成。そして、一人ずつ発表をしました。また、先生がどんな色を使ったかによる性格診断もしてくださいました。

<エッグハント>

グループトークでもあがっていたイースターで行われるエッグハントを、子ども達が楽しみました。ホールのどこかに卵が隠されています。カーペットの下や、椅子の陰のお菓子をみつけて、「あったー!」。卵の中には、プレゼントのお菓子が入っていました。


最後は、それぞれ作ったパステルアートの作品をもって恒例の写真撮影です。



<参加された方の感想>

〇パステルアート、楽しかったです。ありがとうございました。

〇海外の人と、交流ができてよかったです。


<今後取り上げてほしいこと>

〇紙芝居やお話会 〇お茶摘み 〇農業体験 〇夏のうちわ作り

〇traditional Japanese toys 〇painting


<次回のいちご一会のお知らせ>

次回のいちご一会は、令和5年6月11日(日)、和束町にて開催されます。テーマは「お茶で遊ぼう!」です。皆さんのご参加をお待ちしています。


(レポート:なおこさん、写真:あさこさん、しんいちろうさん)