2022年2月13日日曜日

2/6(日)、第37回多文化子育て広場「いちご一会(いちえ)」が行われました。

 今回の多文化子育て広場「いちご一会(いちえ)」は、再びコロナウイルス感染が拡大したため、ZOOMを使ったオンラインおしゃべり会となりました。新しく参加された方を含め、あわせて40人(大人21人、子ども19人)が参加し、参加者の出身は、中国、オーストラリア、ベトナム、日本でした。



今回のテーマは、「あやとりで遊ぼう、冬の遊
びや冬を暖かく過ごす方法について話しましょう」です。


<あやとりで遊ぼう>

先生は、小学校で家庭科や英語を教えていらっしゃる松田さんです。

まず、かぎ針で太めのアクリル毛糸をくさり編みして、あやとり用のひもの作り方をていねいに教えてくださいました。またくさり編みの毛糸のひもをフェルトに貼り付けた、リンゴやお花の飾りの作り方も見せてくださいました。




今回はオンラインでしたが、来年は対面で教えてくださる予定です、楽しみですね。


その後、3つのグループに分かれて自己紹介したあと、「あやとり」を楽しみました。

1つ目のグループでは、親子で一緒にあやとりで箒(ほうき)を作る方法や、小学生が、鉄橋・飛行機・ゴムゴムの連続技をみせてくれました。オーストラリアやイギリスでは、編み物が人気で、イギリス滞在時に編まれたバッグ(crochet)の紹介もありました。





2つ目のグループでは、手の指(ゆび)の名前が、親ゆびだけでなく「お父さんゆび」と呼ばれ、中ゆびが「たかたかゆび」などいろいろな呼び方があることが紹介され、あやとりでは「ゴムゴム」の作り方が紹介されました。



3つ目のグループでは、二人で遊ぶ「おもちぺったん」の楽しい実演がありました。ベトナムでは、あやとりはないですが、輪ゴムをつなげて遊ぶそうです。



そして、これら3つのグループの情報を全体で共有したあと、またグループにわかれて「冬(ふゆ)の遊(あそ)び、冬をあたたかく過ごす方法」について情報を交換しました。


1つ目のグループでは、冬の遊びでは、お正月の遊びで凧揚(たこあ)げをしたこと、池の氷の上にのって池に落ちたこと。冬をあたたかく過ごすための方法として、お湯を入れて温める室内用ブーツが印象的でした。




2つ目のグループでは、冬の遊びで、百人一首が人気で、実物のカルタを見せてもらいました。百人一首は日本の昔の和歌をよんでカルタをとる遊びで、和歌には京都や奈良の名所の風景が歌われ、競技もあります。カルタの絵札を使った「坊さんめくり」も紹介されました。ベトナム南部では、乾季と雨季しかなく冬がないこと、雨季には雨の中に飛び込んで遊ぶこと、北海道では、雪合戦などの雪遊びをするなどの情報がありました。

3つ目のグループでは、百人一首、おにごっこ、なわとび、折り紙、ねんどなどが挙げられ、スペースシャトルやブロックを掘って恐竜を発見するという、ダイソーのおもしろいおもちゃが紹介されました。冬をあたたかく過ごす方法としては、昔ながらの毛糸のパンツが今もおすすめとのことです。


全体で情報交換した後、最後に、みんなで恒例の写真撮影をしました。


皆さんも今回の情報をヒントに、あやとりで遊んだりして、冬をあたたかく、楽しく過ごしてくださいね。


〈参加された方の感想〉

・とてもたのしかったです!子供と参加出来てよかった。いろんな国の遊びを知れてたのしかったです!3グループに分けて自己紹介もいいですね!

・Thank you so much for this morning! We learned lots of fun things!

・本日は参加させていただきありがとうございました!zoomということでどんな感じになるかな?と不安でしたが、皆さんのお顔を観ながら色んなお話を共有できてとても楽しかったです。こうした異文化交流の機会を大切にしたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

・Zoomをあまり使ったことがなかったので不安でしたが、ルームに別れて、皆さんのお話が聞けて良かったです。子供も、あやとりで楽しく遊べました。しばらく、親子であやとりにハマっています。対面開催だと、もっと個々で話せるのに残念でした。

・今後取り上げて欲しいテーマは、親子で製作、親子で遊べるものが楽しくていいですね。定番ですが、折り紙も楽しいと思います。


(次回のいちご一会のお知らせ)

次回のいちご一会は、令和4年4月17日(日)、精華町役場交流ホールです。テーマは「マジックショー」です。皆さんのご参加をお待ちしています。

(レポート:ともよさん、写真:かずえさん)