2019年4月27日土曜日

4月7日(日)第22回多文化子育てひろば「いちご一会」が行われました

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4月7日(日)、cafeここらくで、第22回多文化子育てひろば「いちご一会」が行われました。当日は、53人(大人26人、子供27人)の方が参加してくれました。
参加者の出身国は、アメリカ、イギリス、台湾、中国、日本でした。



<今日の歌:幸せならてをたたこう>
まず始めは、「幸せなら手をたたこう」を4か国語(日本語・中国語・韓国語・英語)で歌いました。


<エッグハント>



4月は多くの国でイエス・キリストの復活をお祝いするイースター(復活祭)が行われます。そこでイースターのゲーム、エッグハントをして遊びました。スタートの掛け声と同時に、子供たちは、会場のあちこちに隠された卵を見つけ出しました。卵の中からお菓子を取り出し、子供たちは大喜び!会場は一気に盛り上がりました。



<日本の小学校>


今回は、4月から娘さんが小学校1年生になる須藤和恵さんと息子さんが小学校2年生になる山下直子さんが日本の小学校について紹介してくれました。


まず須藤和恵さんが、義務教育の期間や小学校での活動についてクイズを出してくれました。小学校のしくみは国によって異なっているので、解答がわかれました。みんな大きくマルやバツを掲げて楽しんでいました。フランスの昼食時間は、2時間以上と聞いて驚きました。お昼ご飯は、家に帰って食べるそうです。




続けて山下直子さんが、より詳しい学校生活について教えてくれました。実際に息子さんが通学姿をみせてくれたほか、給食の人気メニューや宿題、必要となってくる費用、授業内容、PTA活動など、精華台小学校を例に具体的に説明してくれました。給食の人気メニューは、からあげやカレーなど定番のメニューがランクインしていました。給食のメニューが身体測定の結果や栄養計算などをもとに考えられていることもわかりました。給食って、ありがたいですね!災害などのときは携帯電話に連絡が自動で来るほか、宿題に親の協力が必要なものが多くある点などは昔とはちょっと違うところです。子どもたちが教室やトイレを掃除することや、子どもだけで集団登下校するシステムは海外ではめずらしいようです。山下さんのお話で、小学校生活が具体的にイメージできました。





次に、グループに分かれて小学生がいる先輩ママに小学校生活について話を聞いてみました。ひとクラスの人数や、成績評価の方法、学区についてなどが話題に上がりました。
これから子どもが小学校に行くママたちは、小学校での生活について詳しく知ることができました。また日本以外の国の学校についての話も聞くことができて、驚きもありました。


<スペイン語のあいさつ>



今回はイギリス出身のニコラス・ドーバーさんにスペイン語のあいさつを教えてもらいました。 スペイン語は世界で中国語に次いで話す人の多い言葉で、アメリカにもスペイン語しか話すことができない人が多く住んでいるそうです。ニコラスさんはアメリカに住んでいた時にスペイン語を覚えたということでした。


こんにちは(Hi)→ Hola(おら)
おはよう →buenos dias(ぶえのす でぃあす)
こんにちは →buenas tardes(ぶえなす たるです)
こんばんは →buenas noches(ぶえなす のーちぇす)
ありがとう →Gracias(ぐらしあす)
すみません(Excuse me)→perdon(ぺるどん)
さようなら →Adios(あでぃおす)
ごめんなさい →Lo siento(ろしえんと)


<絵本の時間>



続いてニコラスさんが『Who’s There, Spot?』という絵本を英語と日本語で読んでくれました。Spot(コロちゃん)はイギリスでは定番の人気キャラクターで、子どもたちに人気があるそうです。たくさんの動物が出てくるかわいい物語に、子供たちは引き込まれていました。


<プログラム終了後>



その日はちょうど桜が満開でした。プログラム終了後は、近くの公園で桜を見ながらお弁当を食べ、おしゃべりのひとときを過ごしました。公園には遊具もたくさんあり、子どもたちは滑り台を何度もすべったり、アスレチックによじのぼったり、思い思いに楽しんでいました。


<次回のいちご一会のお知らせ>

次回のいちご一会は6月2日(日)cafeここらくにて行います。
テーマは「パパママの防災」です。皆様のご参加をお待ちしています。
(レポート:かずこさん 写真:しんいちろうさん)