2023年6月16日金曜日

6/11(日)第45回多文化子育て広場「いちご一会(いちえ)」が行われました

 今回の多文化子育て広場「いちご一会」は、コロナウィルス対策をして行いました。新しく参加された方を含め、36人(大人21人、子ども15人)が参加し、参加者の出身は中国、台湾、ウイグル、ドイツ、日本でした。

 今回のテーマは、「お茶と遊ぼう!」です。

茶畑の広がる和束町でのお茶体験を行いました。


<茶畑ハイキング>

小雨が降ったり止んだりの一日で、予定していた茶摘みを変更し、古墳周辺をハイキングしました。古墳の頂上からは、なだらかな丘陵に広がる茶畑や和束の町並みを見渡すことができました。





<グループトーク>

ハイキングの後は、てらす和豆香に移動。参加者は自己紹介の後、「普段どんなお茶を飲むか」についてグループで話しました。

麦茶やハト麦茶、和紅茶、ほうじ茶、玉露、煎茶、烏龍茶などさまざまな声がありました。海外では砂糖入りの緑茶なども飲まれているとのことです。




<お茶の試飲とクイズ>

最初に、日本茶インストラクターの長谷川先生のお話と東茶園さんのご協力のもと、お茶の種類当てクイズを行いました。参加者は、淹れてもらった3種類のお茶を順に飲み、目の前にあるどの茶葉のものか、色や匂いを参考に考えました。クイズに使われたのは、ほうじ茶、煎茶、京番茶です。これらのお茶の特徴や淹れ方、茶葉の加工方法などについても分かりやすく教えて頂きました。





次に、さまざまな飲み方のお茶を試してみました。炭酸水で割った煎茶、新茶を乾燥させた白茶の水出しなどです。普段飲むお茶とは一味違う風味、味わい方をみんなで楽しみました。

最後に、茶殻をごま油や鰹節などで炒めた佃煮を試食。柔らかくて食べやすく、小さなお子さんもぺろりと平らげていました。

 


締めくくりに、スタッフが今日のために製作してくれた赤色の襷(たすき)をみんなで身につけて、伝統の茶摘み衣装の雰囲気を味わいました。


最後は、全員で恒例の記念写真を撮りました。


行事終了後には、参加者から「お茶が美味しかった」「もっとお茶のことを知りたくなった!」などの感想も頂き、小さなお子さんから大人の方までみんなそれぞれがお茶を楽しまれた一日となりました。

<参加された方の感想>

・雨で、茶畑で、茶摘みが出来なかったのは、残念でしたが、古墳からの景色が、とてもきれいでした。

・お茶の、おいしい入れ方と、料理法も、ご紹介いただけて、おうちでやってみようと、思います。娘も、大喜びで、楽しませていただき、ありがとうございました!

・とてもおもしろく、勉強になるお話で、ひきこまれました。もっと、お茶のことを、知りたくなりました。家で、お茶の佃煮、作ってみます。日本と外国の、食、服文化の違いなどの、テーマが、聞いてみたいです。

・日本人であっても、全然知らないことばかりで、子どもたちにも、日本文化を、教えてあげる機会をいただけて、とてもよかったです。今後、外国の文化についても、知る機会、体験する機会があれば、嬉しいです。

・1つのお茶の葉から、こんなに多くの種類のお茶が、味わえることが、驚きでした!

・おちゃのことが、たくさん知れて、楽しかったです。お茶は、ウーロンちゃ、りょくちゃ、まっちゃ、ほうじちゃ、こうちゃくらいしか、知らなかったのに、白ちゃ、せんちゃとか、知れました。わかったことは、おちゃをやいて、おかかをまぜたら、ごはんにふりかけができると、わかりました。 


長谷川先生、長谷川先生のお嬢さん、東茶園の東さん、ありがとうございました。

長谷川先生は、インターネット上でもお茶の美味しい淹れ方の紹介やお茶、茶器の販売などさまざまな活動に取り組まれています。

↓興味のある方はぜひホームページをご覧ください。

https://www.mikasteabox.com/

 

<次回のいちご一会のお知らせ>

次回のいちご一会は、令和5年7月2日(日)、むくのきセンターにて開催されます。テーマは「韓国料理のキンパを作ってみよう!」です。皆さんのご参加をお待ちしています。