2024年5月3日金曜日

4/21(日)第50回多文化子育ひろば「いちご一会」が精華町かしのき苑のふれあい大ホールで行われました

今回の多文化子育ひろば「いちご一会」は、新しく参加された方を含め、43人(大人26人、子ども17人)が参加し、参加者の出身は、イギリス、フィリピン、香港、日本でした。

テーマは、「和太鼓を楽しもう!」です。

精華町で活動する「せいか太鼓 波布理(はふり)」さんが、和太鼓の演奏を披露してくださいました。「波布理」さんは、和太鼓を愛好する仲間で1996年5月に結成され、チームの名前の「波布理」は、現在の祝園(ほうその)という地名の語源になっている波布理曽能(はふりその)に由来しています。主に精華町内で、地域のお祭り、幼稚園や高齢者施設などのイベントに出演し活動されています。


紹介のあと、大太鼓2つによる呼び込み太鼓の音がふれあい大ホールに響き渡りました。続いて大太鼓に中太鼓や小太鼓も加わって「絆(きずな)」の演奏です。


<グループ交流>

 演奏のあと「波布理」の方も加わって、3つのグループに分かれて「出身地の伝統的な楽器」などについて情報交換しました。情報交換した内容は次のとおりです。


・小学生 ゲームセンターの「太鼓の達人」で、太鼓を叩くのが好き 

・幼稚園では、木琴や鉄琴、小学校では、リコーダーを演奏したことがある 

・パパさんの中には、昔和太鼓やドラムをしていたことがある 

・日本人の方はピアノを習っていた、という方が複数人いた 

・吹奏楽でホルンを担当していた 

・小学校では鍵盤ハーモニカやリコーダーを習う

・香港でもリコーダーを習う。クラシックを学ぶ

・出身地の広島県福山市ではお琴の生産が盛ん

・香港出身 楽器の二胡(にこ)を習った

・香港出身でイギリスで育った、クリスマスやお祭りのときに吹奏楽でトロンボーンの演奏をした。

・日本の伝統的な楽器として、神社で笙(しょう)などの横笛を吹く

・以前フルートをしていた

・ 波布理のスタッフさんのお話では 、太鼓は元々口伝え(口承)で伝承されてきたので、曲の大まかなところは口伝え、細かいところは楽譜を見ながら覚えていく 

・体の軸が定まると良い音が出るようになる 若い頃(40代)からやり始めると良い。                                など

グループトークの後、「響の織(ひびきのおり)」と「三宅(みやけ)」の2曲を演奏していただきました。和太鼓の響きに赤ちゃんから大人まで聞き入りました。


演奏後の和太鼓体験コーナーでは、「波布理」の方に教えていただいて子どもも大人も和太鼓を楽しく演奏することができ大好評でした。 

「せいか太鼓 波布理」のみなさん、ありがとうございました。

最後はみんなで記念撮影です。「波布理」の方から、和太鼓をたたいてみたいと思われた方は、毎週土曜日19時からかしのき苑で練習しているので見学にお越しくださいとのことです。


<参加された方の感想>

・0才の子も、真剣に見ていて、とても感動しました。

・地元の方の太鼓を聴け、体験もできて、貴重な機会でした。自己紹介の中で、お話し、お友だちができました。

・本日の太鼓、貴重な経験をさせて頂けて、とても楽しかったです。

・娘が、パチパチ手をたたいて喜ぶほど、楽しんでいました。音楽は、やはり、赤ちゃんにも、親しみやすくて、いいですね。

・太鼓の演奏、とてもよかったです。体験も楽しく、いろいろお話を伺え、いい機会になりました。

・子どもが、初めて、太鼓を聞いて、楽しそうでした!歳が近い子もたくさんいて、よかったです。

・普段、体験できない太鼓を、体験できて、よかったです。

・普段、触れることがない太鼓ですが、子どもたちも、目の前での演奏の迫力に圧倒され、楽しんでいたようでした。体験から、本当に気に入ってしまったようです。

(次回のいちご一会のお知らせ)

次回のいちご一会は、令和6年6月23日(日)、場所は和束町で、テーマは「お茶で遊ぼう!」です。皆さんのご参加をお待ちしています。