2024年7月17日水曜日

6/23(日)第51回多文化子育ひろば「いちご一会」が行われました



6/23(日)、第51回多文化子育ひろば「いちご一会」は、強い雨が心配されましたが、日本人21人(大人14人、子ども7人)が参加しました。

 今回のテーマは、「お茶と遊ぼう!」です。

精華町を飛び出してお茶で有名な和束町(わづかちょう)で行いました。先生は日本茶インストラクターの長谷川さんです。


<茶畑ハイキング>

受付で、伝統の茶摘み衣装の雰囲気が味わえるようにとスタッフが手作りしてくれた赤色の襷(たすき)を身につけて、小雨が降ったり止んだりする中、長谷川先生の案内で古墳周辺を散策しました。なだらかな丘陵に広がる茶畑は雨でその葉の緑がとてもきれいでした。その茶畑の中には、霜のときにお茶を守るための背の高い扇風機が立っていました。

 




<お茶の試飲とクイズ>

散策のあと長谷川先生が、京都のお茶の歴史、お茶の栽培方法、世界のお茶やお茶の効果などお茶に関わるお話をしてくださいました。それからお茶の種類当てクイズです。先生が準備してくださった3種類の冷茶を順番に飲み、色や匂いを参考に目の前にあるどの茶葉か当てます。大人も子どもも真剣に考えました。

クイズに使われたのは、ほうじ茶、煎茶、玄米茶で、これらのお茶の特徴や淹れ方、茶葉の加工方法などについても分かりやすく教えて頂きました。




次に長谷川先生に教わって実際に急須(きゅうす)でお煎茶をいれました。お煎茶を二回入れて味わい、三回目は、急須の中のお煎茶に炒った玄米を入れて味わいました。急須に残った玄米入りの茶葉を「おかき」の上にのせて食べ、いつもと違うお茶の葉の味わい方をみんなで楽しみました。

教えていただいた長谷川先生、長谷川先生のお嬢さん、ありがとうございました。


最後はみんなで記念撮影です。



<参加された方の感想>

・茶摘みでなかったのは残念だが、和束の散策や、ワークショップなど、良い経験になりました。 

・普段、あまり深いことを考えずに、飲んでいたお茶ですが、こんなにも、色んな顔を見せてくれるんだと、興味深くお話を聞かせて頂きました。お茶当てクイズや、お菓子を美味しく食べるタイミングを交えたワークショップなど、楽しく、美味しく、有意義な時間でした。 

・子供が、お茶葉を乗せたおせんべいの食べ方、とても気に入っていました。

・手作りのたすきが、可愛くて、テンション上がりました。

・お茶の入れ方体験が、楽しかった。いろんな入れ方をするのは、楽しかった。

・身近なお茶のことを、たくさん知れてとても勉強になりました。今度からお茶を飲む時に、今日聞いた事を思い出して飲みたいです。

・お茶の葉をおかきの上に乗せて食べるのが、とても良かったです。子供たちも、ハマっていました!家でも、やってみたいと思います。

・カフェイン=苦み、175°Cも勉強になりました! お茶畑も間近で見ることができてよかったです。たすきのお土産も、ありがたく頂きます。背筋を伸ばしたい時に使います。


(次回のいちご一会のお知らせ)

次回のいちご一会は、2024年9月8日(日)、場所はかしのき苑で、テーマは「タイ料理教室」です。みなさんも一緒にタイ料理を作ってみませんか。